海外旅行保険選び(対象別ポイント)

海外旅行保険の加入時の注意など、その立場ごとに、海外在住者の視点で、海外旅行保険のポイントを紹介していきます。

妊婦の海外旅行保険

出産費用は海外旅行保険の対象にならない

 妊婦は、海外旅行保険の対象になるのか?と、相談されたことがありましたので、海外旅行保険会社に問い合わせをしてみました。海外旅行保険会社の回答は、こういうものでした。「妊婦さんが病気やケガをしても補償は、できます。しかし『妊娠・出産・早産・流産・生理痛』に伴う疾病は補償の対象外となっています」とのことでした(ただし『子宮筋腫』は補償対象とのこと)。出産関係の費用は、海外旅行保険には期待できないようです。これは、クレジットカードに付帯している海外旅行保険でも同じで、出産関係の費用は下りませんので、注意が必要です。

出産に関しては海外旅行保険よりも国民健康保険が頼り

 海外、日本にかかわらず、普通分娩の場合は、国民健康保険も対象外なので、自費となります。海外旅行保険も使えない、国民健康保険もダメ、でも、大丈夫です。国民健康保険の保険料をちゃんと支払っていれば、出産育児一時金(35万円ほど)というものがもらえます。この出産一時金は、海外での出産も対象となりますので、海外旅行保険が使えなくても安心ですね。手続きは、住民票をおいてある役所で行います。ちなみに、妊娠85日以上で死産や流産をした場合でも、この「出産育児一時金」の支給対象になります。